非晶質金属とは？

珪素鋼板鉄心は、珪素鋼と呼ばれる純鉄に少量（通常4.5％以下）の珪素を添加した鉄珪素合金です。このタイプの鉄心の飽和磁気誘導強度値は 20000Gs です。優れた磁気的および電気的特性、量産の容易さ、低価格、機械的応力の最小化により、電力変圧器、配電変圧器、変流器、その他の鉄心などのパワーエレクトロニクス産業で広く使用されています。

また、電源トランスに使用される磁性材料の量が最大でもあります。特に低周波数および高出力アプリケーションに適しています。一般的には、冷延珪素鋼板DG3、冷延無方向性電磁鋼板DW、冷延方向性電磁鋼板DQが使用されます。これらは、さまざまな電子システムや家庭用電化製品の中および小型電力の低周波トランス、チョーク、リアクトル、およびインダクタコアに適しています。これらの合金は靭性に優れており、打ち抜き、切断などの加工が可能です。鉄心は積層タイプと巻線タイプの両方でご利用いただけます。ただし、高周波になると損失が急激に増加するため、一般的な使用周波数は400Hzを超えません。